無限線上の汽車シリーズ(2曲)

1. 無限線上の汽車 メインテーマ
2. 1/1 〜無限線上の汽車より
目次
❶ 無限線上の汽車 メインテーマ
物語 少女サイド
兄のように慕っていた旅するヴァイオリン弾きは、町にやってきては世界の向こう側の話を聞かせてくれた。いつものように駅まで見送りに行ったきり会えないまま月日が過ぎたある日、大樹の下にヴァイオリンのケースと手紙が埋まっているのを見つける。あの日一緒に歩いた線路に沿っていけば、きっとまた出会えると信じて少女はヴァイオリンを片手に旅をする。
歌詞 無限線上の汽車
君が語るのなら 夢中で追いかけて
少し塞ぐ君の明日も知らずに
再び同じ夜は 待ち続けない
世界中と二人だけの長い旅
いつか無限線上は迷いついたなら覗き込んだ
映り込んでゆく空はアカく
名前のない果てを夢中で愛してた
おいで眠るのならついてくるでしょう
昨日に続く道が崩れる前に
もうこれ以上もう歩けない嘆いてた Ah…
二十余時間許された気がした
今日しかない星を綺麗と思うのは
君といたわたしここだよ 知るものだから
世界中と二人だけの長い旅
いつか無限線上は迷いついたなら覗き込んだ
映り込んでゆく空は泣いた
制作
メインテーマ「無限線上の汽車」
ヴァイオリン&ヴィオラ – 松本一策 @issaku_m
ボーカル・コーラス – 山本 晃 @Akira_Y_song
エレキギター – YAMAGEN’S DEVILELIET @devileliet
作詞・作曲・編曲 – 錦 陽香 @otonokaijyu
関連リンク
いっさくこんぴ https://s-violine.com/index.php?compilation
DISK-02 Tr.10「無限線上の汽車」
❷ 1/1 〜無限線上の汽車より
物語 ヴァイオリン弾きサイド
旅するヴァイオリン弾きは、道の途中の町を訪れては世界の向こう側の話を聞かせていた。ある日1通の通知が届き、何も告げることもできずに遠く戦地へ行かなければならなくなってしまった。ヴァイオリンをよく弾きに行っていた丘に立つ大樹の元に手紙とヴァイオリンを埋め、いつか彼女の手に渡るようにと願い、故郷を立ち去った。
歌詞 1/1
もう置いてきたんじゃなくて 飛んでゆけば良い
倒れ帰る場所はどこにあるだろう いいや
終焉と自由が暴れて晴れたら 生き抜いてやった1/1秒 叫べ
冬立ち止まった 眩しく輝いて
陰りが覆い尽くすまで急かさなくて良い
逆さに咲く幸せを知らないままどこまで行こう
一生と1秒 手を伸ばしたとして
掻き廻した星はどこにあるだろう いいや
運命のカケラ掴んで投げたら まだ生きたいんだ
答えが言うなら叫べ
1/1秒 生き抜いたとして
倒れ帰る場所はどこにあるだろう いいや
終焉と時代が暴れて晴れたら 生き抜いてやった
1/1秒 1/1秒
制作
ヴァイオリニストのテーマ「1/1 無限線上の汽車より」
ヴァイオリン&ヴィオラ – 松本一策 @issaku_m
ボーカル・コーラス – 山本 晃 @Akira_Y_song
作詞・作曲・編曲 – 錦 陽香 @otonokaijyu
関連リンク
いっさくこんぴ 2 「廻想世界」 https://s-violine.com/index.php?compilation2
Vol.2 Tr.15「1/1 無限線上の汽車より」
無限線上の汽車 コメント
はじめまして。そして、前作を手にしてくださった方はご無沙汰しております。
いっさくこんぴ1に引き続き2に参加することになりました、錦 陽香(にしき はるか)です。
私自身、正直言いますとこういった楽曲は作ることはものすごく悩まなくてはなりませんので、とても苦手な方なのですが、ヴァイオリニストの松本一策さんに生ヴァイオリンを演奏してもらえる豪華なコンピ。歌ものだとしても、ヴァイオリンに意味をもたせられるように、ヴァイオリンが出てくる物語とテーマ曲『無限線上の汽車』を制作することにしました。機関車が開通して廃れて行くまでの時代を生きた、旅する少女と青年ヴァイオリン弾きの物語です。前作『無限線上の汽車』は、メインテーマであり少女のテーマでした。それに答えるように、今作は、遠く戦地から届くヴァイオリン弾きサイドのテーマ、『1/1(いちぶんのいちびょう) 無限線上の汽車より』を制作しています。『無限線上の汽車』の歌詞やフレーズなどもひっそり混ざっていますので、是非、並べて聴いてください。
今後、第3段、第4段もあれば、登場人物も増えて広がっていくと嬉しいです。